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MIB:メン・イン・ブルース



 ファブリス・マチュー Fabrice Mathieu というフランスの映画マニアが作った『ブルース・ブラザース』と『メン・イン・ブラック』の驚異のマッシュアップ短編映画『MIB: Men In Blues』。まずは60秒の予告編からどうぞ。




 予告編に続いてVimeoとYouTubeで公開された約12分の本編『MIB: Men In Blues』(’19年1月22日公開)。『メン・イン・ブラック』の設定と映像を使い、ジェイクとエルウッドを秘密機関MIBの捜査官に見事に仕立て上げた傑作だ。

 刑務所から釈放されたエージェントJ(ジェイク)に新たな任務が課せられる。あるエイリアン(E.T.)を故郷まで無事に送り届けるというのが任務の内容。Jは地球に住むエイリアンたちから恨みを買っていて、道中で次々と彼らの攻撃を受ける。『ブルース・ブラザース』の映像をベースに物語が進み、『メン・イン・ブラック』や『E.T.』の他、『エイリアン』『プレデター』『ニンジャリアン』『遊星からの物体X』『クリッター』『マーズ・アタック!』『スカイライン』など歴代のエイリアン映画から様々なクリーチャーが登場。目的地のE.T.の故郷がスピルバーグのもとというのが良い。すごい完成度だ。

 過去記事“Blues Brothers’ Briefcase~ブルース兄弟の鞄【第4集】”でも書いたが、このマッシュアップ動画を観ると、『ブルース・ブラザース2000』は『メン・イン・ブラック』をネタにできなかった時点でダメだったなと改めて思う。




 『MIB: Men In Blues』を作ったファブリス・マチューは、他にも『Darth by Darthwest(『北北西に進路を取れ』×『スター・ウォーズ』)、『Far Alamo(『アラモ』×『スターシップ・トゥルーパーズ』。西部劇スター大集合)、『Master of Suspense(予告編映像やカメオ出演場面を駆使してヒッチコックを殺人鬼に仕立て上げた労作)といった傑作マッシュアップ短編を作っている。

 個人的に最も笑ったのは『Raiders of the lost Darth(レイダース~失われたダース)』。鉄板の『スター・ウォーズ』ネタだが、それを同じくハリソン・フォード主演の『レイダース』に上手く混ぜ込んでいる。映画マッシュアップは同一俳優の別出演作を合体させると特に可笑しさが増す。私も過去に漫画形式で同種の映画マッシュアップをたくさん作っているので(『Blade Runner: Episode I - IV』、『Keep Rollin’!』シリーズなど)、彼の作品には大いに感心・共感させられた。暇な映画ファンはどうぞ。



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