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シャーデーのスーパー・グループ



──理想のツアー・メンバーを作れるとしたら、誰を選びますか?

「それはスーパー・グループになるわね。リード・ヴォーカルはアレサ・フランクリン、バック・ヴォーカルとダンスでドリー・パートンとビヨンセ、ギターにはカート・コバーン、キーボードにはギル・スコット・ヘロン、ドラムスはジョニー・キャッシュ、ベースにエルヴィス・プレスリーね」

シャーデー・アデュ(5 December 2012, SonyMusic.co.jp


Q: If you could make an ideal tour band, who would you choose?

That would be a super group. Aretha Franklin on lead vocals, Dolly Parton and Beyonce on backing vocals and dance, Kurt Cobain on guitar, Gil Scott-Heron on keyboards, Johnny Cash on drums, and Elvis Presley on bass.

Sade Adu (5 December 2012, SonyMusic.co.jp)


 5年前の記事“20XX年、シャーデーのコンサートを日本で!”でも紹介した日本のソニー・ミュージックによる独自インタビューでのアデュの発言(ソニーのサイトには和訳のみ掲載。日本のファンしか知らない貴重な発言なので英訳も併記した)

 理想のバンドのリード・ヴォーカルはアレサ・フランクリンだと言っている。質問者は多分、自分のツアー・バンドに理想のメンバーを選ぶとしたら、というつもりで訊いたと思うのだが。シャーデーのツアー・バンドには既に最高のメンバーが揃っているので、単に自分が観たいスーパー・グループを考えたのかもしれない。

 ベースにエルヴィス・プレスリーを選んだのは、ポール・デンマンが大のエルヴィス好きだからだろうか。デンマンは〈Soldier Of Love〉ツアーのメンフィス公演('11年7月29日)のアンコール「Cherish The Day」の際、エルヴィスのコスプレでステージに登場したこともあった(詳しくは過去記事“Aspects of Love's Soldiers”参照)。それにしても、ジョニー・キャッシュがドラムってのは一体……。無茶苦茶なバンドだが、なんかシャーデーっぽいなという気がする。

SSG2.jpg

 暇なので、同じバンドでアデュがリード・ヴォーカルのヴァージョンも作ってみた。
 
 ……これはダメだ。バックが濃すぎる。
 
 これほど多彩で強烈なメンバーが揃ったバンドでフロントが務まる歌手は、やはりアレサ・フランクリンをおいて他に考えられない。ティナ・ターナーでもダイアナ・ロスでもグラディス・ナイトでもメイヴィス・ステイプルズでもパティ・ラベルでもシャカ・カーンでもニーナ・シモンでもしっくりこない。エタ・ジェイムズならいけるかもと思ったが、やっぱり違う。画像を作ってよく分かった。アレサはやはり女王である。





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※前回のアレサ追悼記事“I say a little prayer”は、当初、歌詞の拙訳だけだったが、投稿から約20時間後に簡単な追悼文を書き添え、同時に和訳にも一部変更を加えました。

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