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今週のレプリカント

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 また1匹。




 プリオキュペイションズ Preoccupations というカナダのポストパンク・バンドのMV「Bunker Buster」(2015)。その中に女のレプリカントが紛れている。1年くらい前に発見してすっかり忘れていたが、前回記事“Tawiah──その女、◯◯につき”でアンドロイドの話をした際に思い出したので報告しておく。ヴィデオ内にはトニー・アウスラー風の顔プロジェクションも登場。音は単なるニュー・ウェイヴ・ロックだが、ブレードランナーなら見逃せない作品だ。


レプリを捜せ!

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Sarah Elizabeth Charles - Free Of Form (2017)
Melanie De Biasio - Lilies (2017)


 最近ではテイラー・スウィフトのMV「...Ready For It?('17年10月26日公開)もレプリくさかったが、個人的に興奮したのは、10月に出たサラ・エリザベス・チャールズの新譜『Free Of Form』(クリスチャン・スコット制作)の音が、ほとんど『ブレードランナー 2017』状態だったこと。ご存じの通り、『ブレードランナー』という映画はフィルム・ノワールの未来版で、ヴァンゲリスによるサントラはノワール・ジャズをシンセサイザーで未来風に変奏したものだった。映画の時代設定である2019年が間近に迫った今、ジャズ・ミュージシャンが普通に『ブレードランナー』的なサウンドを奏でているのが面白い。

 サラ・エリザベス・チャールズよりもっとノワールな音に浸りたい方には、アンナ・ドミノ+ポーティスヘッド的な暗さを漂わせるベルギーの女性歌手、メラニー・デ・ビアシオの『Lilies』がお薦め(「Afro Blue」もやってます)。この2作品、音やジャケの雰囲気が似ている上、揃って10月6日に発売されているのがスゴい。

 今年の10月6日にはもうひとつ素晴らしいアルバムが発売されているのだが……“2つで十分ですよ!”ということで、その話はまたの機会に。



『ブレードランナー』関連記事◆目録
(『ブレードランナー』ネタの音楽ヴィデオについては、過去記事“ある心理テスト”にリスト形式でまとめてあります。暇なブレードランナーの方はどうぞ)

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