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思い出のブラジル



 Brazil, where hearts were entertaining June...

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90歳の一匹ラバ──『運び屋』『ラッキー』



 映画『運び屋(’19年3月8日、日本公開)を新宿バルト9にて鑑賞。『グラン・トリノ』以来10年ぶりとなるクリント・イーストウッドの監督・主演作で、しかも御年88歳の彼が90歳の麻薬の運び屋を演じたと来れば、いやが上にも期待が増す。普段は公開終了間際にならないとなかなか劇場に行かない私も、この映画に関しては封切り翌週に速攻で足を運んだ。

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ピエールに告ぐ



 今日、’19年3月15日の朝日新聞「天声人語」。コカインを使用して12日に逮捕されたピエール瀧について、結構思い切ったことが書かれている。逮捕されたことと作品の魅力は分けて考えるべきではないか、という主張には全面的に同意する。作品自体の質と作者の私生活は基本的に関係ない。ダメ人間だからダメな作品を作るわけではないし、立派な人間だから立派な作品を作るわけでもない。R・ケリーがどんなに酷い奴だったとしても、彼の作品まで自動的に否定するのはおかしい。作品は作品として、人物は人物として適切な評価が下されるべきだ。

 私がこの記事を読んで思ったのは、ピエール瀧の容疑が麻薬取締法違反ではなく、仮に殺人だったら、この筆者は同じ主張をしただろうか、ということである。私はするべきだと思うが、たとえそれがどんな罪であれ、容疑者の社会的立場や影響力を考慮して、当面の間、関与作品の公開を控えるというのは妥当な措置だとは思う。犯罪者が平気でテレビドラマやCMに出ている社会はどう考えてもおかしい。ただ、『あまちゃん』などの過去作品にまで遡り、彼が関与した作品をすべてメディアから抹消するのは明らかに行き過ぎだろう。要は、バランスである。

 家の玄関先でワイドショーのインタビューに答えるピエール瀧のお父さんが不憫だ。学ぶのに遅すぎることはない。ピエール瀧には、クリント・イーストウッド監督・主演最新作『運び屋(’19年3月8日、日本公開)でも観て反省してもらい、しっかり罪を償った上で前向きに社会復帰を目指して欲しい。

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