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Bounce [March 2010]


BOUNCE
Issue: March 2010 (Japan)

 タワー・レコードのフリー・マガジン、Bounce の'10年3月号(通算318号/2月25日発行)の表紙をシャーデーが飾っている。この雑誌で表紙になると、やはり如何にも話題になっている感じがする。


 “世界をディープに震わせる音~DUB'S IN NEED OF DUB TODAY”という切り口で、シャーデーは同時期に新譜が出たマッシヴ・アタックと共にフィーチャーされている。UKクラブ・ミュージックの文脈で明確な接点を持っていた'90年代前半に較べると、両者の立ち位置も随分と離れたように思うが、基本的な音のテイストは今でも近からず遠からず(『SOLDIER OF LOVE』では、アートワークのデザインをマッシヴ・アタックやグレイス・ジョーンズ作品担当のトム・ヒングストンが手掛けていたりもする)。そこを“ディープ”というキーワードで感覚的に(再)接続するあたりがこの雑誌らしい。特集は、シャーデー(2p)+マッシヴ・アタック(2p)+ダブ・ステップ関連盤紹介(1p)で構成された計5ページ。

 シャーデー記事のタイトルは、“Back On The Right Track 10年の不在を埋め尽くす濃密さ──シャーデーが穏やかに貫くものとは”。見開き一面にアルバム・ジャケの別テイク写真(ギター版)がレイアウトされ、そこに新谷洋子氏によるアルバム紹介文が掲載されている。アデュへの独自インタヴューを軸にしながら、新譜までの経緯や作品内容が概観される。コンパクトに纏まった手堅い記事だ。
 
 Bounce だともう少し情報量を期待したくなるところだが、メイン特集でしっかりフィーチャーされているだけでも嬉しい。別ページには『SOLDIER OF LOVE』のソニー・ミュージック広告がドカンと掲載されてもいる。ファンは記念に1冊(あるいは数冊)、忘れないうちにタワー・レコードで入手しておきたい。

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