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The Late Show with David Letterman [February 2010]


THE LATE SHOW WITH DAVID LETTERMAN
Broadcast: 9 February 2010 (US)
Performance: Soldier Of Love
Personnel: Sade Adu (vocals), Stuart Matthewman (guitar), Andrew Hale (keyboards), Paul S Denman (bass), Ryan Waters (guitar), Pete Lewinson (drums), unknown (snare drum), Leroy Osbourne (backing vocals), Tony Momrelle (backing vocals)

 朝のNBC〈Today〉、夜のBET〈106 & Park〉に続き、『SOLDIER OF LOVE』アメリカ発売日のテレビ出演3連発の最後は、CBSの深夜番組〈The Late Show with David Letterman〉。平日23時35分から放送されている1時間のトーク・バラエティ。シャーデーの出演は、'00年12月20日(「By Your Side」)、'01年4月3日(「King Of Sorrow」)以来となる。
 この番組は録画放送だが、基本的にその日の夕方~夜に収録されているという。2月9日のシャーデー出演番組全3本の中では、放送順でも収録順でもこれが一番後である。


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 シャーデーは番組の最後に登場。レターマンの紹介を受け、スタジオ中央のセットで「Soldier Of Love」のパフォーマンスが始まる。
 アデュは'01年ツアーのチャイナドレスを思わせる衣裳で登場。〈106 & Park〉出演時の白いワンピースと同じ型の別ヴァージョンといった感じで、やはり黒い腰巻きを装着している。

 パフォーマンスは生演奏。シーケンス音は使っているが、ここでは全員の音がきちんと出ているようで、〈106 & Park〉よりも遙かにライヴ感のあるサウンドが聴ける。スタジオ版に忠実な演奏だが、よりパワフルでアグレッシヴだ。印象的な低音のギターはライアン・ウォーターズが担当し、マシューマンがその他のパート(ミュートのバッキングや、チョーキングのアクセントなど)を器用に弾き分けている。生で弾いているのか分からないが、ブリッジ(“I'm at the borderline of my faith”)の頭に入るワウ・ギターがスタジオ版よりはっきり鳴っているあたりもクールだ。
 注目は、軍隊ドラムを担当する謎の新参者。この番組でようやくまともに映った。正面を睨みながら鋭くスネアを叩く様子が実にいい感じ。「Soldier Of Love」の要は何と言ってもこのスネア・ドラムなので、彼を映さないと話にならない。

 アデュのヴォーカルは朝の〈Today〉より遙かに安定感がある。ピッチの甘さが気になるところもあるが、やはり着実に調子を上げてきている。
 アップで映る顔を見ると、さすがにちょっと老けたなと思う。顔つきがふと誰かに似ているような気がして、誰かと思ったら、ニーナ・シモンだった。そこで、ニーナ・シモンが歌う「Soldier Of Love」というのを想像してみたのだが、これが完璧にハマる。“I'm love's solidier”というサビの高音など、ニーナがあの武骨な声で歌ったら最高ではないだろうか。

 カメラや照明は手堅く、この手のテレビ映像としては十分なクオリティ。彼らのために用意されたわけではないが、セットの後方に組まれている鉄骨も曲のムードと上手くマッチしている。ローアングルでバンドの全景を捉えながらゆっくり移動していく画が特に良い(上の画像、上段右参照)。
 3回目のテレビ出演で、ようやくまともな「Soldier Of Love」のライヴ・パフォーマンスを観ることができた。見応え、聴き応え共に、2月9日のダントツのベストである。

 どうでもいいが、2回目のサビ終了後、バック・ヴォーカルの2人と揃って時計回りに一回転する振りの際、アデュは後ろへ向いた後、他の2人とは逆に、なぜか反時計回りで前に戻っている(〈106 & Park〉ではきちんと時計回りに一回転していたのに)。アデュ、結構いい加減。

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レターマン「あの~」 アデュ「ぎゃはっ、そこにいたの!」

 パフォーマンス終了後、レターマンがセットへ入ってきて挨拶する。アデュはなかなかレターマンの存在に気付かず、いつの間にか後ろへ来ていた彼を発見してビックリ、という場面がちょっと面白い。

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