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★★★★★★★【3】〜俺はアメリカ人が恐い



 前回記事“「神」のもとで”の続き。




 I'm Afraid Of Americans
 (David Bowie/Brian Eno)
 
 Johnny's in America, low-tech's at the wheel
 No-one needs anyone, they don't even just pretend
 Johnny's in America
 
 ジョニーはアメリカにいる ローテクが支配する
 他人のことはお構いなし 気にする素振りもなし
 ジョニーはアメリカにいる
 
 I'm afraid of Americans
 I'm afraid of the world
 I'm afraid I can't help it
 I'm afraid I can't
 Johnny's in America
 
 俺はアメリカ人が恐い
 俺は世界が恐い
 耐えられそうもない
 耐えられそうも
 ジョニーはアメリカにいる
 
 Johnny wants a brain, Johnny wants to suck on a coke
 Johnny wants a woman, Johnny wants to think of a joke
 Johnny's in America
 
 ジョニーはオツムが欲しい コークを飲みたい
 ジョニーは女が欲しい ジョークを言いたい
 ジョニーはアメリカにいる
 
 I'm afraid of Americans
 I'm afraid of the world
 I'm afraid I can't help it
 I'm afraid I can't
 Johnny's in America
 
 俺はアメリカ人が恐い
 俺は世界が恐い
 耐えられそうもない
 耐えられそうも
 ジョニーはアメリカにいる
 
 Johnny's in America, Johnny looks up at the stars
 Johnny combs his hair and Johnny wants pussy and cars
 Johnny's in America
 
 ジョニーはアメリカにいる お星さまを見上げる
 ジョニーは髪をとかす プッシーと車が欲しい
 ジョニーはアメリカにいる
 
 I'm afraid of Americans
 I'm afraid of the world
 I'm afraid I can't help it
 I'm afraid I can't
 Johnny's in America
 
 俺はアメリカ人が恐い
 俺は世界が恐い
 耐えられそうもない
 耐えられそうも
 ジョニーはアメリカにいる
 
 God is an American
 
 神はアメリカ人だ
 
 I'm afraid of Americans
 I'm afraid of the world
 I'm afraid I can't help it
 I'm afraid I can't
 Johnny's in America
 
 俺はアメリカ人が恐い
 俺は世界が恐い
 耐えられそうもない
 耐えられそうも
 ジョニーはアメリカにいる
 
 I'm afraid of Americans
 I'm afraid of the words
 I'm afraid I can't help it
 I'm afraid I can't
 Johnny's in America
 
 俺はアメリカ人が恐い
 彼らの言葉が恐い
 耐えられそうもない
 耐えられそうも
 ジョニーはアメリカにいる


IAOA2.jpg
David Bowie - I'm Afraid Of Americans (1997)

「〈I'm Afraid Of Americans〉はイーノとの共作だ。アメリカに対して〈Born In The U.S.A.〉ほど辛辣に敵意の込められた歌ではない。冷笑してるだけだよ。ジャワにマクドナルドの1号店ができた時、僕は旅行で訪れてたんだけど、“勘弁してくれよ”って感じだった。判で押したような文化の侵略にはほんとうんざりだね。ディズニーランドがイタリアのウンブリアやら、あちこちに作られてさ。その国の固有文化を絞め殺して、人々の表現を奪ってしまうのさ」(1997, press release by Virgin Records)

「これはそのまんまの内容だね。お決まりの“ジョニー”ものの形で書かれた歌だ。ジョニーがああだこうだってやつだけど、この歌では誰もが嫌うアメリカの平凡で俗っぽい人物として登場する。我々はマクドナルドやディズニーやコークといったアメリカものに嫌でも付き合わされるわけで、判で押したような文化にやんわりと侵略を受けてる。悲しいことだよ。黒人音楽やビート詩人とか、僕たちにとって本当に素晴らしいアメリカの側面が蔑ろにされてしまうようでね。アメリカってのは企業侵略の化けの皮を被ったとんでもなく我の強い国だ。そんなに敵意の込められた歌でもないんだけどね。ちょっと愚痴ってるというか。気を付けなきゃいけないよな、僕のバンドは全員アメリカ人だから!」(March 1997, Mojo)

──デヴィッド・ボウイ


TO BE CONTINUED...

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