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教養講座スペイン語:GEPEと書いて何と読む?




 最近、スペインに行ってみたいなあ、と何となく思っている。フラメンコを楽しむためである。で、少しずつスペイン語の勉強を始めた。

 まず私が覚えたのは、スペイン語の発音には“b”と“v”の区別がないということである。スペイン語で“v”の音は、英語のように下唇を噛まず、日本語と同じように単純に“ビー”と発音する。“b”も“v”も、どちらも同じバビブベボの音になる。だから、Eva Yerbabuenaというスペイン人名をカタカナ表記する場合、“Eva”は“エヴァ”ではなく“エバ”、Pedro Almodovarの“Almodovar”にしても、“アルモドヴァル”ではなく“アルモドバル”と書くのがより正しいということになる。“b”と“v”の区別がないなんて、スペイン語って意外と簡単?!

 次に覚えたのが“g”の発音である。例えば、GEPEという名前の男がいる。GEPEは'81年生まれ、チリ出身のシンガー・ソングライターで、上掲の『GP』は現時点で彼の最新作に当たる'12年10月発表の4thアルバムである。チリ人なので、名前はスペイン語読みとなる(チリの公用語はスペイン語です)

 さて、GEPEと書いて何と読むか?
 “ゲペ”ではない。“ゲップ”でもない。答えは……


GEPE(ヘペ)

 ヘ? ヘペ?! マジか〜、ヘペ!!

 実は、スペイン語でアルファベットの“g”は“ヘ”と発音する。正確には日本語の“ヘ”とはちょっと違うのだが、それに近い音である。

 ge(ヘ) gi(ヒ)

 では、“g”は単純にハ行なのかというと、そうではない。スペイン語はそんなに甘くない。

 ga(ガ) go(ゴ) gu(グ)

 綴りによっては、このように普通にガ行で発音する。なぜだ〜!

 ja(ハ) ji(ヒ) ju(フ) je(ヘ) jo(ホ)

 スペイン語でハ行に相当するのは“j”である。驚いたつもりで“jejeje!”と書くと、“ヘヘへ!”になって、“てめえ、なに笑ってんだ?!”とスペイン人に怒られてしまう。スペイン語でどうしても“じぇじぇじぇ!”と驚きたければ、“yeyeye!”と書かねばならない。

 Japón(ハポン)
 
 スペイン語で“日本”は“ハポン”と言う。

 Buenos tardes. Soy de Japón. Me gusta mucho Sade.(ブエノス タルデス/ソイ デ ハポン/メグスタ ムチョ シャーデー)
 こんにちは。日本から来ました。私はシャーデーがめちゃ好きです。

 Abeja Mariposaという私の筆名も、実は何気にスペイン語だったりするので(スペイン語わからないくせに)、“Abeja”は“アベジャ”ではなく“アベハ”と読む。

Gepe2.jpg

 ともかく、GEPEがヘペだということを知って、私は軽いショックと挫折感を覚えたのだった。スペインへの道のりは遠い!


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