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Chloe x Halle──雨乞い



 クロイー×ハリーの「Fall」(2016)。改めて聴くと「Cloudbusting」の前奏曲のようにも聞こえる。彼女たちは雨を降らせることができるだろうか?

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Chloe x Halle = Dreaming



 トレ・サミュエルズ(18歳)がプリンス化して大人の顔を覗かせる一方、ビヨンセのレーベルから昨年デビューした姉妹R&Bデュオ、クロイー×ハリー(19歳と17歳)もすくすくと成長している。今年3月に彼女たちも2つめの素晴らしい作品集を発表したので紹介しておきたい。

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| Diva Legends | 03:15 | TOP↑

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Trè Samuels──ちょっと大人なラズベリー酒



 昨年、デビューEP『Lost In Translation』を発表したメルボルン出身の超美少年モデル、トレ・サミュエルズくん(18歳)が、2nd EP『Raspberry Wine』でちょっと大人になって戻ってきた。上の近影と“Raspberry”という単語にドキッと来た人、酔いすぎに注意!

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Sting──新ノアの箱舟



 '87年S.A.D.E.大賞を獲得したスティング。『...Nothing Like The Sun』発表30周年を記念して、同アルバムから1曲「Rock Steady」を和訳する。

 タイトルの“Rock Steady”は、スティングの音楽性からするとジャマイカのロックステディを思わせるが、実際にはそれとは全く関係ないシャッフルのブルージーなジャズ・ナンバー(音楽的にはむしろ同作からの1stシングル曲「We'll Be Together」がロックステディ的)。語り調のスティングのヴォーカル──前年のポール・サイモン「The Boy In The Bubble」を彷彿させる──からも察しがつく通り、この曲の要は歌詞である。誰もが知る有名な物語を換骨奪胎したユーモラスな歌だ。

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Sting──S.A.D.E.大賞1987



 独自のソウル・ミュージックをエレガントかつ果敢に追求しているアーティストに贈られるS.A.D.E.大賞。'87年の受賞者は、10月にアルバム『...Nothing Like The Sun』を発表したイギリスのシンガー・ソングライター、スティングさん(36)に決定した。

 '87年S.A.D.E.大賞のノミネートは以下の通り。

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| Man's Man's Man's World | 20:00 | TOP↑

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700回記念 Stronger Than Paradise #601〜699



 700回! 前99回分の記事インデックスです。

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我が道を往く──ジム・ジャームッシュ『パターソン』



「もしアメリカの標準的なバーに行って、詩だなんて口走ろうものなら、まずぶちのめされるのがオチだろうね(笑)。でも詩というのは僕にとってものすごく力強くて美しい表現形式だ。言語の新しい使い方の多くは、詩から来てる。ダンテはヒップホップ・カルチャーだったんだと思うね。なにしろ彼はイタリアの俗語で書いたわけで、そんなことは前代未聞だった。当時はラテン語で書くのが当たり前で、ペトラルカは上流社会のイタリア語で書いたけれど、ダンテはストリートの言葉を使った。詩人はある意味で、ものごとの最前線にいるんだよ。言葉の感覚とか、ヴィジョンにおいてね。
 言語は抽象的に使うことができる。つまり、言語は詩の中でとても美しいコードとして使うことができる。ものごとの様々なニュアンスや、複数の意味を担うこともできる。散文が凝縮されて韻文になったときには、数学的にも、抽象的にもなる。たくさんの詩人たちもやっぱり社会的に認知されることなしに、社会のアウトサイドで生きている。金のために詩作をするわけはないからな。ウィリアム・ブレイク──彼の最初の本だけは正規の出版形態をとったけど、そのあとは死ぬまで全部自分で出版していたんだ。そして誰もまともな関心を寄せなかった。ほかの無数の詩人にとっても同じことだ。僕は詩人たちをアウトローの幻視者だと思う。なんていうか、詩が好きだ。チクショウ、詩が好きだ。誰か文句あるか!?(笑)」

──ジム・ジャームッシュ、1999年
(『Jim Jarmusch Interviews〜映画監督ジム・ジャームッシュの歴史』/ルドヴィグ・ヘルツベリ編/三浦哲哉訳/東邦出版/2006)


 前作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(2013)は腐っていたが、ジャームッシュ、今回は良かった。間違いなく彼の後年の代表作になると思う。素晴らしい、と言うかわりに、ひとこと“Aha”と相槌を打ちたい。

 何も書くことがないので、かわりに『パターソン』の隠れエンディング・テーマ曲を和訳する。実際にエンドロールで流れるわけではないが、映画のラストで、主人公パターソンはこの歌の一節──“魚になりたいか?(Would you rather be a fish?)”──に思いを馳せる。やけに聞き覚えのあるその一節の出自を、私はエンドロールを眺めながら必死に考えていた。確かに自分が知っている歌だ。それが某有名映画の挿入歌だったことを思い出すのに、そう時間はかからなかった(私のこの歌との出会いは、故・野口久光が編纂した名編集盤『ハリウッド玉手箱』。'94年に出たその3枚組CDは、当時、私にとってビートルズの全アルバムにも匹敵する価値を持つものだった)

 '44年に公開されたそのアメリカ映画は、ニューヨークの下町の貧乏教会を立て直そうとする若い神父の奮闘を描く。劇中でこの歌は、彼と、彼が不良少年たちを集めて作った合唱団によって歌われる。彼は悪ガキたちに音楽の素晴らしさを教えるのだが、この歌は同時に、私たちに詩の面白さを実に分かりやすく教えてくれる。動物を使った喩えの妙、流れるような語り口、そして完璧な押韻。すべてが美しい。

 詩を翻訳で読むのはレインコートを着てシャワーを浴びるようなものだが……それもまた一興だろうし、少なくとも、何も浴びないよりはマシだ。

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| Etc Etc Etc | 23:45 | TOP↑

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エバ・ジェルバブエナ『仮面』@オーチャードホール



 エバ・ジェルバブエナの来日公演を再び観た。
 
 '17年9月16日〜17日の2日間、それぞれ異なる演目が上演された東京公演。フラメンコとコンテンポラリー・ダンスの融合が美しい詩を紡いだ初日の『アイ!』に続き、2日目の演目は『仮面』。

 オーチャードホールに集まった観客たちは、この作品の異様なムードに明らかに戸惑っていた。果たしてこれはフラメンコなのだろうか? 『仮面』は、『アイ!』以上にフラメンコの枠を大きく逸脱した、実に奇抜で挑戦的な作品だった。

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| Dance to Jazz and All That Jazz | 18:30 | TOP↑

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