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ある心理テスト 2017


心拍数  68bpm
瞳孔径  3.0mm
涙液量  7μl

検査官:今から2時間43分の映像を見せる。ネタバレもあるからそのつもりで。

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ロイ・バティかく語りき(Thus spoke Roy Batty)



吹き出しに適当な言葉を入れなさい
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LET HIM SPEAK, AND BE A SCREENWRITER
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我が道を往く──ジム・ジャームッシュ『パターソン』



「もしアメリカの標準的なバーに行って、詩だなんて口走ろうものなら、まずぶちのめされるのがオチだろうね(笑)。でも詩というのは僕にとってものすごく力強くて美しい表現形式だ。言語の新しい使い方の多くは、詩から来てる。ダンテはヒップホップ・カルチャーだったんだと思うね。なにしろ彼はイタリアの俗語で書いたわけで、そんなことは前代未聞だった。当時はラテン語で書くのが当たり前で、ペトラルカは上流社会のイタリア語で書いたけれど、ダンテはストリートの言葉を使った。詩人はある意味で、ものごとの最前線にいるんだよ。言葉の感覚とか、ヴィジョンにおいてね。
 言語は抽象的に使うことができる。つまり、言語は詩の中でとても美しいコードとして使うことができる。ものごとの様々なニュアンスや、複数の意味を担うこともできる。散文が凝縮されて韻文になったときには、数学的にも、抽象的にもなる。たくさんの詩人たちもやっぱり社会的に認知されることなしに、社会のアウトサイドで生きている。金のために詩作をするわけはないからな。ウィリアム・ブレイク──彼の最初の本だけは正規の出版形態をとったけど、そのあとは死ぬまで全部自分で出版していたんだ。そして誰もまともな関心を寄せなかった。ほかの無数の詩人にとっても同じことだ。僕は詩人たちをアウトローの幻視者だと思う。なんていうか、詩が好きだ。チクショウ、詩が好きだ。誰か文句あるか!?(笑)」

──ジム・ジャームッシュ、1999年
(『Jim Jarmusch Interviews〜映画監督ジム・ジャームッシュの歴史』/ルドヴィグ・ヘルツベリ編/三浦哲哉訳/東邦出版/2006)


 前作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(2013)は腐っていたが、ジャームッシュ、今回は良かった。間違いなく彼の後年の代表作になると思う。素晴らしい、と言うかわりに、ひとこと“Aha”と相槌を打ちたい。

 何も書くことがないので、かわりに『パターソン』の隠れエンディング・テーマ曲を和訳する。実際にエンドロールで流れるわけではないが、映画のラストで、主人公パターソンはこの歌の一節──“魚になりたいか?(Would you rather be a fish?)”──に思いを馳せる。やけに聞き覚えのあるその一節の出自を、私はエンドロールを眺めながら必死に考えていた。確かに自分が知っている歌だ。それが某有名映画の挿入歌だったことを思い出すのに、そう時間はかからなかった(私のこの歌との出会いは、故・野口久光が編纂した名編集盤『ハリウッド玉手箱』。'94年に出たその3枚組CDは、当時、私にとってビートルズの全アルバムにも匹敵する価値を持つものだった)

 '44年に公開されたそのアメリカ映画は、ニューヨークの下町の貧乏教会を立て直そうとする若い神父の奮闘を描く。劇中でこの歌は、彼と、彼が不良少年たちを集めて作った合唱団によって歌われる。彼は悪ガキたちに音楽の素晴らしさを教えるのだが、この歌は同時に、私たちに詩の面白さを実に分かりやすく教えてくれる。動物を使った喩えの妙、流れるような語り口、そして完璧な押韻。すべてが美しい。

 詩を翻訳で読むのはレインコートを着てシャワーを浴びるようなものだが……それもまた一興だろうし、少なくとも、何も浴びないよりはマシだ。

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アメリカの黒人が抱える5大問題



 ドナルド・トランプの大統領当選と、それによって浮き彫りになったアメリカ社会の分断は世界に大きな衝撃を与えた。大統領就任直後のトランプ支持率は45%、不支持率も同じく45%で、アメリカ国民の考えはまさに真っ二つに分裂している。日本の多くのメディアはトランプのハチャメチャぶりを強調し、彼を支持するアメリカ国民が半数もいることを“信じられない”、“馬鹿じゃなかろうか”と言わんばかりの調子で報道しているが、そういった人々──もっぱら“低学歴・低収入の白人労働者層”と説明されている──の実態や意見が注視されることは極めて少ないように思う。彼らトランプ支持者の目に、アメリカ社会は一体どのように映っているのだろうか?

 今回はそのひとつの例として、トランプを支持する保守派のアメリカ人であるタリブ・スタークス Taleeb Starkes という人物の意見を紹介することにしたい。マイノリティに対して差別的な姿勢を見せるトランプは黒人層から絶大な不人気を獲得しているが(11月の大統領選挙ではアフリカ系アメリカ人の88%がクリントンに投票)、トランプ支持の保守派の中には、少数ではあるが黒人も含まれている。スタークスはそのうちの一人だ。

 過去記事“Common feat. Stevie Wonder──黒人のアメリカを再び”でも少し紹介したタリブ・スタークスは、フィラデルフィアの著述家/映画製作者。これまでに『The Un-Civil War: BLACKS vs NIGGERS: Confronting the Subculture Within the African-American Community(自滅戦争:黒人 vs ニガー〜アメリカ黒人社会の病巣に迫る!)』(2013)、『Black Lies Matter: Why Lies Matter to the Race Grievance Industry(黒人の嘘が問題だ:被差別商法の欺瞞を暴け!)』(2016)という2冊の本を上梓し、アメリカ黒人社会の病理をあぶり出す冷静な分析と批評で注目を集めている。その書籍名(私が思い切り超訳しているが)からも、彼が普通の黒人とはかなり違った考えの持ち主であることが窺い知れるだろう。

 今回は、YouTubeのプレガー大学(Prager University)で行われたスタークスの講義を紹介する。“プレガー大学”というのは実際の大学ではなく、デニス・プレガーという保守派の白人作家(『ユダヤ人はなぜ迫害されたか』等の邦訳書もあり)が主宰するウェブ上の仮想大学。様々な著名人を講師に招き、時事問題について分かりやすく論じる5分間の講義動画を発信している。スタークスは'16年9月にそこに出演し、“アメリカの黒人が抱える5大問題(The Top 5 Issues Facing Black Americans)”というテーマで講義を行った。その5分間の講義内容を以下に全訳する。

 意外にも、彼が挙げる5大問題の中に“人種差別”は含まれていない。警察による黒人への不当な暴力が相次ぎ、“ブラック・ライヴズ・マター”が声高に叫ばれる現代のアメリカ黒人社会において、人種差別こそは最大の問題ではないのか? タリブ・スタークスの視点は全く異なる。あなたは彼の見解をどう思うだろうか。

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上を向いて歩こう



 永六輔が死んだ。今、テレビではしきりに坂本九の「上を向いて歩こう」(1961)が流れている。“上を向いて歩こう 涙がこぼれないように”。そして、私は“思い出す”……“春の日”ではなく、一本の素晴らしい映画のことを。

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