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夫婦を止めるな!──『こんぷれっくす』『恋する小説家』



 上田慎一郎監督の初期短編集『上田慎一郎ショートムービーコレクション』と最新作『たまえのスーパーはらわた』、彼の妻であるふくだみゆきの監督作『耳かきランデブー』をイオンシネマ大宮で観た1週間後、同劇場で今度はふくだ監督の出世作『こんぷれっくす×コンプレックス』と上田監督の初期作『恋する小説家』の併映を観た。

 『カメラを止めるな!』以外の上田監督作と、これまで知らなかった彼の奥さんの監督作を観て色んな意味で驚いた……という話は前回した通りだが、今回もまたまた驚かされた。

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カメラを止めろ!──『上田慎一郎短編集』『スーパーはらわた』



 今年の夏、『カメラを止めるな!』で時の人となった上田慎一郎監督の初期短編集『上田慎一郎ショートムービーコレクション('18年10月19日公開)と、『カメラを止めるな!』に続く彼の劇場映画最新作『たまえのスーパーはらわた('18年10月20日公開)を埼玉のイオンシネマ大宮で観た。

 『カメラを止めるな!』以外の上田作品を私が観るのは(テレビ番組企画作『白昼夢 OF THE DEAD』を除いて)今回が初めて。これらの短編作品の劇場公開は、もちろん『カメラを止めるな!』の大ヒットがあって実現したものだし、私も『カメラを止めるな!』のような面白さを期待して劇場に足を運んだのだが……う~ん。

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人生はワンカット──『白昼夢 OF THE DEAD』(完全ネタバレ仕様)



 日本映画の歴史を変えた奇跡の低予算インディー映画『カメラを止めるな!』。'18年6月23日に東京のミニシアター2館(新宿K's cinema、池袋シネマ・ロサ)で封切られた後、口コミで人気がどんどん拡大し、9月半ば現在、全国の総上映館数は、日本のメジャー映画やハリウッド話題作の封切り館数(およそ350前後)にも迫る316館に。私が池袋シネマ・ロサでこの作品を鑑賞したのは、封切り2館に続いて渋谷ユーロスペースでの上映が始まった6日後(7月20日)で、まさに全国に感染が広がろうとしている時期だった。8月に入ると『カメラを止めるな!』はテレビのワイドショーでも取り上げられるようになり、興行収入でもトップ10に入るなど、超大型台風並みに勢力を拡大して日本列島を席巻。遂には“社会現象”、あるいは、渋谷のスクランブル交差点で石を投げれば『カメ止め』を観た人に当たる、とまで言われるほど(?)のスーパーメガヒット作になった(2~3回投げればマジで当たるんじゃないか)

 すっかり国民的映画になった感もあるその『カメラを止めるな!』が、先日、フジテレビの深夜番組『白昼夢』で2週にわたって特集された。『白昼夢』(日曜25時25分放映)は、いとうせいこうと中井りか(NGT48)が出演する30分のロケ番組。毎週、いとうが中井を様々な場所へ連れ出し、音楽家、映画作家、職人、研究者など、様々な分野で活躍する人物に引き合わせて“大人修行”をさせる。サブカルに精通したマニアックなオッサンが何も知らないアイドルの少女に世の中の多様な文化の存在と面白味を体験学習的に教える内容は、リリー・フランキーと指原莉乃がコンビを組んだ同局同枠の前番組『真夜中』を引き継いだもの。最近では、近田春夫をスタジオに訪ねる、ブルーノート東京でヤン富田の公演を観る、スタジオでエルメート・パスコアールの演奏を聴く、などの企画があった。軽くて濃い好番組だ。

 2週にわたる今回の『カメラを止めるな!』特集は、監督の上田慎一郎との対談に加え、『カメ止め』のキャストと撮影スタッフが集まり、中井りかといとうせいこうを主演に迎えて上田監督が『カメ止め』のスピンオフ的な短編映画『白昼夢 OF THE DEAD』を撮り下ろすというスペシャルな企画。私は『真夜中』時代からこの番組をほぼ毎週観ているが、前編(9月9日深夜放映)は事前に放映内容を知らなくてうっかり見逃してしまった。私が観たのは後編(9月16日深夜放映)だけだが、上田監督のインタビューに続いて『白昼夢 OF THE DEAD』の本編+メイキングが放映されたこの回は、いつにも増して見応えがあった。短時間ながら『カメ止め』のエッセンスが詰まった素晴らしい内容だったので、インタビューの採録とあわせ、ここにその全容を“完全ネタバレ仕様”で紹介することにしたい。

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Doing It To Death──『カメラを止めるな!』



 泣いた。
 
 連日満員が続く大盛況の映画『カメラを止めるな!('18年6月23日より全国順次ロードショー)を池袋シネマ・ロサで観た。日本の新人監督が無名キャストを使って撮り、国内外の映画祭を席巻した低予算ゾンビ・コメディ映画。相当に面白い作品だろうとは思っていたが、まさかここまでとは……。私は途中から涙が止まらなくなった。

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スピルバーグの映画迷宮──『レディ・プレイヤー1』

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 ロードショー終了間際、遅ればせながら観たスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1('18年3月29日全米公開/4月20日日本公開)は、評判通りの面白さだった。

 VR世界で宝探しをするゲーム感覚の近未来SF映画。ほとんど予備知識なしに観たので、多くの映画ファンと同様、私は中盤の例の場面──スピルバーグと縁の深い、ある映画監督の超有名作品の中に主人公たちが入り込む──で度肝を抜かれた。自分の見ている映像が信じられなくて、思わず“えぇっ?!!”と劇場内で声を上げてしまった。『ブレードランナー2049』にも似たようなサプライズ場面があったが、実際、『レディ・プレイヤー1』中盤のあのヴァーチャル映画空間は、当初は『ブレードランナー』になる予定だったという(『ブレードランナー2049』と制作時期が被ったため廃案。『レディ・プレイヤー2』で実現するかも?)。最近の映画は本当に何が起こるか分からない。

 『レディ・プレイヤー1』については、劇中に散りばめられた無数の引用ネタの紹介をはじめ、既に様々なことが書かれていると思うので、ここでは“BD/DVD発売が待ちきれない!”という人のために、『レディ・プレイヤー1』的な興奮が味わえる音楽関連の秀作を2つ紹介することにしたい。

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