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人生はワンカット──『白昼夢 OF THE DEAD』(完全ネタバレ仕様)



 日本映画の歴史を変えた奇跡の低予算インディー映画『カメラを止めるな!』。'18年6月23日に東京のミニシアター2館(新宿K's cinema、池袋シネマ・ロサ)で封切られた後、口コミで人気がどんどん拡大し、9月半ば現在、全国の総上映館数は、日本のメジャー映画やハリウッド話題作の封切り館数(およそ350前後)にも迫る316館に。私が池袋シネマ・ロサでこの作品を鑑賞したのは、封切り2館に続いて渋谷ユーロスペースでの上映が始まった6日後(7月20日)で、まさに全国に感染が広がろうとしている時期だった。8月に入ると『カメラを止めるな!』はテレビのワイドショーでも取り上げられるようになり、興行収入でもトップ10に入るなど、超大型台風並みに勢力を拡大して日本列島を席巻。遂には“社会現象”、あるいは、渋谷のスクランブル交差点で石を投げれば『カメ止め』を観た人に当たる、とまで言われるほど(?)のスーパーメガヒット作になった(2~3回投げればマジで当たるんじゃないか)

 すっかり国民的映画になった感もあるその『カメラを止めるな!』が、先日、フジテレビの深夜番組『白昼夢』で2週にわたって特集された。『白昼夢』(日曜25時25分放映)は、いとうせいこうと中井りか(NGT48)が出演する30分のロケ番組。毎週、いとうが中井を様々な場所へ連れ出し、音楽家、映画作家、職人、研究者など、様々な分野で活躍する人物に引き合わせて“大人修行”をさせる。サブカルに精通したマニアックなオッサンが何も知らないアイドルの少女に世の中の多様な文化の存在と面白味を体験学習的に教える内容は、リリー・フランキーと指原莉乃がコンビを組んだ同局同枠の前番組『真夜中』を引き継いだもの。最近では、近田春夫をスタジオに訪ねる、ブルーノート東京でヤン富田の公演を観る、スタジオでエルメート・パスコアールの演奏を聴く、などの企画があった。軽くて濃い好番組だ。

 2週にわたる今回の『カメラを止めるな!』特集は、監督の上田慎一郎との対談に加え、『カメ止め』のキャストと撮影スタッフが集まり、中井りかといとうせいこうを主演に迎えて上田監督が『カメ止め』のスピンオフ的な短編映画『白昼夢 OF THE DEAD』を撮り下ろすというスペシャルな企画。私は『真夜中』時代からこの番組をほぼ毎週観ているが、前編(9月9日深夜放映)は事前に放映内容を知らなくてうっかり見逃してしまった。私が観たのは後編(9月16日深夜放映)だけだが、上田監督のインタビューに続いて『白昼夢 OF THE DEAD』の本編+メイキングが放映されたこの回は、いつにも増して見応えがあった。短時間ながら『カメ止め』のエッセンスが詰まった素晴らしい内容だったので、インタビューの採録とあわせ、ここにその全容を“完全ネタバレ仕様”で紹介することにしたい。

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| Etc Etc Etc | 18:00 | TOP↑

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Keep Rollin'!~Reel 10「暗黒面への道」


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| Keep Rollin'! | 00:05 | TOP↑

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Masego──24時間の情事



 マセーゴ『Lady Lady』の表題曲「Lady Lady」と、先日和訳した「Black Love」の間に置かれたインタールード「24 Hr. Relationship」。ケラーニを相手役に迎え、一夜限りの情事を翌朝の男女のモノローグで描いたこの寸劇調ナンバーは、アンドレ3000(アウトキャスト)『The Love Below』(2003)収録のインタールード「Where Are My Panties?」へのオマージュ。

 となると、『Lady Lady』からの先行シングルだったサーの客演曲「Old Age」も、同じく『The Love Below』収録の熟女こましソング「Pink & Blue」に触発されている可能性が出てくる。“賢者曰く、年齢なんてただの数字(Wise man said age ain't nothing but a number)”の“賢者”とは、要するにアンドレのことを言っているのではないか。マセーゴは昨年、ゴールドリンクとヘア・スクエッド(ダブリンのヒップホップ・トリオ)と組んで『The Love Below』の「Roses」をカヴァーしてもいた。

 キャブ・キャロウェイを引用している時点で相当にアウトキャストくさかったが、これではっきりした。スティーヴィー・ワンダー『Songs In The Key Of Life』、プリンス『Sign "O" The Times』、そしてアウトキャスト『Speakerboxxx/The Love Below』。マセーゴはいずれ、これらに比肩する歴史的な傑作を生み出すかもしれない。

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| Man's Man's Man's World | 01:10 | TOP↑

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Stevie Wonder──青き月



 マセーゴの名作『Lady Lady』もこの人がいなければあり得なかった……というわけで、前回の「Black Love」に続き、今度はスティーヴィー・ワンダー『A Time To Love』(2005)収録の名曲「Moon Blue」を和訳する。

 『A Time To Love』は、『Characters』(1987)、あるいは『Hotter Than July』(1980)、もしかすると『Songs In The Key Of Life』(1976)以来と言ってもいいくらいの大傑作アルバムで、'05年に出てから今日まで私はずっと愛聴し続けている。“あと2ヶ月くらいで完成するかも”とスティーヴィー自身が今年5月に語っていた超待望の新作『Through The Eyes Of Wonder』は、それから4ヶ月経った今も一向に出る気配がない。スティーヴィー、もう待てないよ!

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Masego──黒い愛



 やったぜ、マセーゴ。最高だ。最高の出来だ(泣)。
 
 21世紀のハイディホー・マン、マセーゴの超待望の新作『Lady Lady('18年9月7日発表)。その12曲目「Black Love」。全曲最高だが、とどめはこれ。やっぱスティーヴィー・チルドレン。

 Bravo, Masego!!!!!

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